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幼なじみとの出来事

第4章 集まり

「今日は、りんのこと酔い潰してあげるからね」

急に囁かれたのでビックリして私は固まってしまい顔が熱くなった

「あれ?りん顔赤いよ?可愛いなぁ」
そんなことを言われ、ますます恥ずかしくなった

その後、二人で呑みながら恋愛の話しになった。

「ところでさ…りんは彼氏いるの?」
「彼氏?いないよ。」
「嘘マジで!こんなに可愛い顔してるのに?」
「そんなに良い顔?」
「うん。でも何でだろうな?俺だったら絶対にほっとかないけどなぁ…こんな可愛い子」

恥ずかしかったが私も聞いてみた「卓也は彼女いないの?」
「うん。俺もいないよ!」
「そうなんだ。作りたいなぁとか思ったりしないの?」
「だって俺…中学の頃からずっと好きな人変わってないからさ」

え!ビックリした…もしかして私のこと…

そして私は聞いた…
「好きな人てクラスの子?」
「うん…まぁクラスだけどその娘とは腐れ縁かな?ていうか、いま俺の目の前にいる…」
「え?目の前てまさか…」



「そうだよ…りんのことだ!」



え…まさかそんな…。
私は驚きのあまり顔が真っ赤になってしまいずっとうつむいていた…

すると卓也が…
「りん?ゴメン!急にこんなこと言って…でも俺、今でもお前のことが好きだ!」
「こんな俺だけど出来るなら、ずっと傍にいてほしい…だから俺と付き合ってくれ!」

私はその事を聞いて…あまりの嬉しさに涙が溢れて止まらなかった。
そして私は、答えを出した…


「良いよ!こんな私で良かったらよろしくお願いします」
「本当にやったー」
卓也は小声でその言葉を嬉しそうに叫んだ!

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