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忘れ物…

第10章 野獣


保健室のベッドに
手錠で腕を固定されている望海

ベッドの周りには
三脚にセットされ電源の入った
数台のビデオカメラ…


「さぁ、望海…」
森永は静かに言った

「望海とか呼ぶなっ…
 オマエが呼ぶとキモィ…」
まだ望海は悪態をつく

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