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真愛 偽愛

第1章  はじまり


ーーーートントン


「お嬢様、磯川です」

『はいってください』


磯川はわたしが唯一こころを許せる人物
もうすぐ還暦を迎えるおじいちゃん


わたしにはお母様がいないので
お父様の命で小さい頃から
わたしのお世話をしてくれている



もしこの人がいなかったら
わたしは寂しさで死んでいたかも
しれないくらい大切な人なのだ

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