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真愛 偽愛

第1章  はじまり



ーーーートントン

『ひまりです』

「はいれ」

『失礼しま…』


言葉がとまってしまうほど
お父様は険しい顔をしている
こんな顔を見るのはひさしぶりだ


『なんのご用ですか?』


震える声でなんとか言葉を発することができた

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