
スケットダンス ─桜の葉が咲く頃に─
第4章 信念は・・・ありません!
「にしてもびっくりした。平成のこの時代にあんな侍みたいな人がいるなんて……」
ヒメコ「まあ、振蔵は信念ゆるゆるやから本当の侍には見えへんけどな」
スイッチ《あの喋り方は時代劇俳優の父親の影響だ。自己紹介がまだだったな。俺は笛吹和義。悪魔の実の能力者で……》
ヒメコ「嘘言ってどうすんねん。アタシは鬼塚一愛(ヒメ)。ニックネームはヒメコ。スケット団の紅一点…」
ボッスン「いや、紅一点じゃなくて暴力女だろ」
ヒメコ「何やと?デリカシーないっていつも言っとるやろ」
ヒメコはホッケーのスティック、『サイクロン』を振り回している。
スイッチ《あい、こっちに来い》
「あ、うん」
ヒメコ「おりゃ!避けんなよ、ボッスン」
ボッスン「ひぃ!ごめんなさい!ヒメ姉様ー」
今にも泣きそうなボッスンの上をホッケーのスティックが舞う。
……舞ってるのか?
ヒメコ「反省してんのか?」
ボッスン「してます。してるので……もう止めて下さい」
ヒメコ「しゃーないな。ごめんなー、あい。びっくりしたやろ」
ボッスン・スイッチ「《……》」
「あー。うん……でも大丈夫だよ
スイッチ《そろそろ会議も終わるだろう。有紗も来るだろう》
「あ、そうだね。楽しみだな、安形先輩に会えるの」
ヒメコ「まあ、振蔵は信念ゆるゆるやから本当の侍には見えへんけどな」
スイッチ《あの喋り方は時代劇俳優の父親の影響だ。自己紹介がまだだったな。俺は笛吹和義。悪魔の実の能力者で……》
ヒメコ「嘘言ってどうすんねん。アタシは鬼塚一愛(ヒメ)。ニックネームはヒメコ。スケット団の紅一点…」
ボッスン「いや、紅一点じゃなくて暴力女だろ」
ヒメコ「何やと?デリカシーないっていつも言っとるやろ」
ヒメコはホッケーのスティック、『サイクロン』を振り回している。
スイッチ《あい、こっちに来い》
「あ、うん」
ヒメコ「おりゃ!避けんなよ、ボッスン」
ボッスン「ひぃ!ごめんなさい!ヒメ姉様ー」
今にも泣きそうなボッスンの上をホッケーのスティックが舞う。
……舞ってるのか?
ヒメコ「反省してんのか?」
ボッスン「してます。してるので……もう止めて下さい」
ヒメコ「しゃーないな。ごめんなー、あい。びっくりしたやろ」
ボッスン・スイッチ「《……》」
「あー。うん……でも大丈夫だよ
スイッチ《そろそろ会議も終わるだろう。有紗も来るだろう》
「あ、そうだね。楽しみだな、安形先輩に会えるの」
