テキストサイズ

秘密の蜜は甘い

第2章 本当の気持ち


「でもさ…、リクはへたくそだよ?
あれじゃあ鈴に嫌われちゃう」


俺は自分でもヘタレ野郎だと思う。

鈴が可愛い笑みをうかべと、不思議と口が動かなくなるんだ。

…顔が見られなくなるんだ。


「…兄貴みたいに出来る訳ねぇだろ」


兄貴が羨ましい。

あんなに引っ付いて、
今日だって抱きついて。


俺は意地張って、
本当にバカだ。



「…兄貴が羨ましいよ」


俺は兄貴にそう一言告げると、
自分の教室へ戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ