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「ねぇー…何してんの？」


不敵な笑みを浮かべて、
こっちに歩み寄る。

その表情は悪魔にも似た笑顔。


あたしを苛めるときに近い表情。
普段のクールな彼じゃない。



…だけど殺気を感じる笑顔。



「こっちはお楽しみ中なんだよ！

とっとと消え―――…」



ﾊﾞｺｰﾝ!


破裂音に近い音が響き、
男の人は倒れ込んだ。



どうやら急所に蹴りを
入れられたようだ。