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心から

第2章 冷たい温度

「ずっと言えなかったけど、もう限界。
ユメにとって僕は何?
ユメは僕にどうして欲しいの?」

僕が一歩踏み出すと
ユメは一歩下がった。

縮まらない距離。

「いきなりどうしたの…?」

ユメの瞳が揺らいでいる。

「応えて。ユメにとって僕は何か」

「それは…」

言葉に詰まったユメの声は震えていた。

「僕は本当にユメの彼氏?
こんなにも互いが気を遣う関係で、
僕たちは本当に
恋人同士ですって言える?」

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