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理央奈。

第2章 秘密

ヴー。ヴー。ヴー。

『んんーっ。』

携帯が鳴って、アタシは起きる。

起きると言っても、目は開かないし、
寒いし布団から出れない。

頭がガンガンするし、体のあちこちが
痛い…。

ってか、ここ何処だっ!?

がばっ。

記憶が曖昧なアタシは、現状を把握するために
勢い良く起きた。

「っっさみーよっ。」

!?

不機嫌そうな声。

『えっ?優さんっ?なんでっ?』

「んー。理央奈寒い。」

…無視ですか(笑)

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