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理央奈。

第1章 過ち

週末の午前4時。
やっとお店は閉店。

着替えを済ませて
少し休んでから帰る。

「理央奈?」

アタシの名前を呼んだのは
ボーイの優さん。

『なあに?』

「お前どうした?最近変やぞ?」

『変っ?何が?』

「元気ねぇよ(笑)」

優さんだけがアタシの変化に
気づいてくれる。


「よしっ!飲みに行くか!」

優さんが立ち上がった。

『え?今から?』

「そうやって。行くぞ!」

『うん…。』


『「おつかれさまでーすっ。」』

みんなにそう言って、
アタシ達は店を出た。

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