
今日も一緒
第6章 くすぐる*S
ピンポーン
「あ、来た!どーぞ」
いつも何気なく来てる彩夏の家。
なんか今日は緊張する。
「母ちゃんいないんだ」
「うん、ちょっと出かけるって。
とりあえず上で待ってて」
いつも通り部屋にいく。
パーカー返すぐらいすぐできるはずだけど…
「はい。上着忘れていかないでよまったく」
「え、わざわざ洗ってくれたの?」
「え!?うん、い、一応ねっ
1日うちにあったし…」
焦ってる。……かわいい。
「ありがと」
自然と笑みがこぼれた
それをみた彩夏の顔が気のせいか
少し赤くなった気がした。
多分気のせいだけど。
そう思ったとき
俺が座ってる横に彩夏がちょこんと座った。
