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君の笑顔

第18章 登山 ~片野 和泉~

疑問に思っていると、リュックを背中でなくお腹の方に背負いだした。

そして私に背中を向けてしゃがむ。



え?どしたんだろう。



「ほら。」


ウラが首だけ私の方に向けて呟く。



「え?」




「乗れって。おぶってやるから。」

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