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君の笑顔

第42章 憂鬱 ～片野和泉～

しばらくその顔をみいってしまった。


やっぱりウラって
かっこいいんだな…



「よし、じゃあ行こう！」

そう言ってウラは

当たり前のよう私の手を握った。



自分の心臓がより速く動くのを感じた。



屋上に引っ張られたあのときのことを思い出した。


ん？


いや、


その前に

肝試しの時も
手を引かれてたな…


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