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君の笑顔

第48章 私の気持ち ~片野 和泉~




『もう、決まってるんだろ…?』


沢村はやっぱり私を見ててくれたんだ……



私の気持ち……


もうそんなの、

前から決まってたんだ…


屋上に向かって走りながら、

沢村には敵わないと思った。



ありがとう……




そう心で沢村に呟きながら、


屋上の扉を開いた。

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