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君の笑顔

第50章 頼んだよ ~陽介~

懸命に走る片野の姿が


何故かとても輝いて見えた。



いつも通りキチンと結ばれたポニーテールが後ろで左右に揺れている。



ぼぅっとその姿を眺めていたら、



片野は


そのまま



俺の胸に飛び込んで



ぎゅっと俺を抱き締めた。

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