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「ねぇ、


スケ……


私、スケのこと……

だいっきらいなんかじゃない……


わ、わたし

陽介のことっっ」




「片野、大好きだ。」



陽介はそう言って、


私を強く、抱き締めた。



暖かいその腕の中で



これまでにない安心感に浸った。



どうしよう……


涙が止まらない……。





「うんっ………うんっ…


私も



大好き………」





そういうと


陽介は笑って



私に


キスをした。



久しぶりのキスは


私の涙でしょっぱい味がした。