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君の笑顔

第11章 班決め ~ウラ~

本当に嫌いあっている感じではない。

むしろ楽しんで……




何だか変な取っ掛かりを感じる。


「行こうぜ、ウラ!」

陽介と俺はクジの列に並ぶ。

引いたやつらは、また騒いでいる。



「うぎゃあ~~和泉~私7だよぉ~~和泉と一緒が良かったのに…」

嘆きながら溝口が片野の席に行く。


溝口、7番か……


何となく
溝口を見ながら思う。



「おい、ウラ、順番来てる」


「おっわりぃ」
陽介に肩を叩かれ我に返る。

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