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みち

第6章 愛唄

君を想い僕は唄うよ
この声が届くようにと
粉雪が舞い降りるころ
僕の隣に居てくれるように

最近は風も冷たくて
空は青くどこまでも高い
木々もしばらく見ないうちに
紅く紅く色づいていた
僕はひとりいつもの場所に
ギター片手にまた出かけます

街をながめ僕は唄うよ
この声が響くようにと
秋の気配が染み渡るころ
寒さなんかに負けないように

君と出会った季節が過ぎて
今は友達と呼べる仲
訳もなく落ち込んだとき
いつもいつも励ましてくれた
君はそっと心の中に
深く強く刻み込まれて

君を想い僕は唄うよ
この声が届くようにと
粉雪が舞い降りるころ
僕の隣に居てくれるように

唄よ 届け
君へと届け

愛しい 君へ
贈る 愛唄

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