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みち

第10章 きみへ


君が涙を笑って隠すなら
僕が泣かせてあげよう
君が心を隠すなら
僕が本心を暴いてあげよう

君が泣いているのなら
僕が涙を半分背負おう
君が悲しみに暮れるなら
僕が笑顔を全部あげよう

いつも笑顔じゃなくていい
僕にも分けてくれ

君の

涙も
心も
悲しみも

傍にいるんだから

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