みち
第13章 From 陽炎 To 智影
愛しい人
お前は僕の初恋
恋などするつもりはなかった
出来るとも思っていなかった
僕には唯ひとつ
守るべきものがあったから
初めて会ったお前も
唯ひとつ守るべきものをもっていた
守るべきものの為には
唯ひたすら非情に全てを否定する
それは悲しいほどに孤独で
他人に興味がない
僕に良く似た魂
それでもお前は僕の手を取ってくれた
なにものにも変えがたい喜びを、幸せを
僕に与えてくれた
愛してる
最初で最後の僕の恋、そして愛
全てをお前に捧げよう
僕の全てで愛そう
僕の心は未来永劫お前と共に
愛してるよ
言葉では言い表せないほど
お前だけを愛してる
僕の全てを込めて
智影に贈る
生まれてくれてありがとう