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WONDERな世界

第3章 WONDER LAND -EPISODE #2-


そうだ。私は今、体が弱り余命後僅かと
言える程。


―何故か?


産まれて18年"生き血"を
呑んでいないからヴァンパイアとしての
体が弱まりきっている。


 「それに貴方はヴァンパイアプリンセス。
  姫なのですよ?それを
  わかってください。お嬢様」


 「…っ」


私は走って自分の部屋の扉を開けて
部屋の中に入る。


    わかっているつもり。


       でも
       私も


       "自由"

        が
       ほしい。


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