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WONDERな世界

第3章 WONDER LAND -EPISODE #2-



彼は裾を掴んだ私を見て一瞬だけ驚く。







 「また…あそこの薔薇、
  見に行ってもいいかしら?」







彼は優しく微笑む。










       「勿論。」










と、一言言って近くの木の枝に飛び乗り
外壁を飛び越え姿を消した。


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