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WONDERな世界

第4章 WONDER LAND -EPISODE #3-



 「お口に合いませんでしたか?」

燕尾服を着た青年は手が止まっている
私を見て心配そうな顔で私の顔を
見る。

 「そんな事はないですっ
  とても美味しいです」

 「良かった」

 「…っ///」

青年の無邪気な笑顔に私はドキッっと
してしまって青年から顔を背ける。

 「お下げしますね」

青年は私の前に置いてある何も
入っていないお皿を下げる。


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