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ポーカーフェイス

第4章 えー、なにそれ

棗にボロカス言われた千里は、しばし放心状態であった。


えー、なにそれなにそれ。


あんなタイプの女初めてで、どう返せば落ちるかわかんねえっ!


俺の顔を見ただけで落ちる女七割、俺の笑顔で落ちる女三割。


これは絶対だったのに、どっちを使っても落ちなかった。


落ちるどころか、散々な言い様だった。


おかしい!俺に落ちないなんて!

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