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ポーカーフェイス

第5章 視聴覚室で

カチャリとスペアの鍵でドアを開ける。


「・・・・・・」


バレたら一大事だから、誰も居ないことを確認して中に入り、また内側から鍵をかける。


「・・・さーて、お昼にするかー」


上履きを脱ぎ、フカフカのマットの上に足を踏み入れる。


しかし、踏み入れようとしたとき、視界の端に何かが目についた。


「・・・・・あれ?」


それは、脱ぎ捨てられた上履きだった。

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