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ポーカーフェイス

第6章 宣戦布告

―キーンコーンカーンコーン―


5時間目のチャイムと同時に、私はハッと意識を戻した。


フカフカのマット、満腹感と後ろからの人肌の影響でか、少し眠りに入ってしまっていた。


ガヤガヤと生徒達が本棚の向こうで移動する中、私は後ろを振り返る。


「・・・千里?」


私のお腹に腕を巻き付け、スゥスゥ寝息をたてながら、眠っていた。


その顔があまりにも綺麗で整っていて、私は思わず見とれた。


しかし、またハッとなり千里の肩を静かに揺らした。

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