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ポーカーフェイス

第6章 宣戦布告

「私は落ちない。これから先も変わらない。そーゆう運命だから」


昔を思い出す。


鮮明に一ページ一ページ、一コマ一コマ、想い出のアルバムが蘇る。


「そんなの俺にとったら愚問。俺に落ちない女は居ない。棗に見合う男なんて、今は俺しか居ない」


少し下がった目線を戻すと、千里は立ち上がり、寄りかかっていた壁に体重をかけていた。


「棗、お前を落としてやるよ。お前に、恋愛を思い出させてやる」

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