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Aletto

第2章 卒業とスタートへ

後ろから足音がする…





早く歩いてみても

それに合わせるように

後ろの足音も早くなる







あと少しで大きな道に…








「ねぇキミ待ってよ」




後ろから知らない声がした

とても低くて、ガラガラの声…






振り返ろうとした時

肩を掴まれた







ゴツゴツした手

荒い鼻息






(あきらかにこの人普通じゃないっ)






振り切ろうとしたけど、

まったく意味がない

力の差がありすぎる













どうしよ…










助けて………











「おい、おっさん

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