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彼・彼女の言い分

第9章 体の理由

確かに…


胸がないだけで…


水上は…



美形なお兄さん…


に見えなくもない…





「水上…って…本当に俺が好きなの?
男になりたいだけだったりして…」



『そうですね…
春に好きになってもらいたくて…女をやめたい…
と思ったことはありますよ』


倒れている俺に跨がった形のまま…

いやらしい…
流れになってきた…




『春は…胸がないほうが…
喜ぶかな?って』



俺の手を…
胸のあたりに誘導し…

見つめて…


被さるように…

キスをしてきた…




クチュ…チュ…

あ…

唇が触れ…


唇の隙間から…
舌が…

俺の唇を撫でる…


クチュ、チュク…ペロ…


胸に置かれた俺の手に…
水上の心臓の鼓動が…
熱く伝わる…


あぁ…ドキドキが…
俺にまで…
伝染するじゃないか!


クチュ…
グチュ!ヌニュ…


はぅ!
俺の口の中に…
水上の舌が…ぬめり入ってきた…


クチュペチュ…

『クチュン…春…』


ディープなキスをしながら…
名前…囁くの…
反則!!!



「み…ず… クチョ…はぅ…」



クチュン…

唇が離れ…

俺耳に唇が…触れ…


唇が…耳たぶを…
優しく…
ついばむ…


『春、オレに…めちゃくちゃに……されなよ………』




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