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彼・彼女の言い分

第18章 トリプルデートの理由




『春、夜景!!!綺麗ですよ』


「本当だ!!!」



結構高く上がり、
夜景が綺麗に見えるスポットに入った…




『春、来てよかったですね』


「ドタキャンに感謝?
さすがに六人はここはキツイよな!!!」



まっ一緒に来ても、
別々の箱だよな!!!




「そうだ…
進路…決めたか………?」




質問チョイス間違ったか?

ロマンチックな事言えばよかった!!!!!!



だって…気になった…




『いきなり、現実的な話を持ってきましたね…
雰囲気台なしです!』



「すみません…」



夜景をみながら
クスっと微笑み、

『春らしい…ですね…
好きですよ………春……』


「ここで言うのは…反則だろ…」




夜景、密室、デート…



変な妄想しか…
出てこない


俺って…
スケベ…なのかな?



「キス…したくなる…
…じゃないか……」




水上は俺の隣に座る…


箱がグラリと揺れて…


ヒヤリとしたが…




水上が隣に来た事の
ドキドキが…勝った…





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