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彼・彼女の言い分

第19章 正樹と坂口の理由②




「ここ…ちゃん…?」



クレープを少しづつ
口に運び…


クスッと笑った…



『正樹先輩なら…
大丈夫な気がしてきました』



ん?何が?



「何?俺…何かした?」



『いえ…
この時間が怖くて…

夕方…外、出ることが…

出来なかったんです…


でも…今…平気で!!!』




「・・・・・何か…あったの?・・・
嫌なら…話さなくていいし」




ここちゃんは…

大きく深呼吸をして…


ポツリ…ポツリと
話しだした…………




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