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彼・彼女の言い分

第4章 気になる理由



俺が人生初のLの世界を目撃して…

またしても数日…






学食のテーブルには…


俺…

水上…

正樹…

坂口さん…

の四人でいることが多くなった…



周りからみたら…


眼鏡…

美形…

長身…

人形…


か?変な集まりだよな…



『千花先輩、Aランチ?

メンチカツなんて…何か…イメージないんですけど…』


『そう?はまるわよ?』



何だ〜…すごい百合感バリバリだな…

見てて解りやすい…


坂口さんは下の名前は

心(しん)


と言うらしい…



皆には…

『ホントはココちゃんって読んでもらいたいんです』
と言っていたが…


坂口さん、で通している…


ぶりっ子にも…限度がある!!!



生半可…可愛いから…さらにムカツク!!!

世の中の男は騙せるが!俺は無理だ!!!バカ女!


まっ彼女も…男は必要無しと思っている。


彼女はレズビアンなのだから…


「ここちゃんは蕎麦か…ヘルシーだね…」

「正樹は坂口さんをここちゃんって言うな…
気持ち悪い…
自分の名前に自信を持ちなさい。しんちゃん!」


ギロリ!


あっ!!!この子睨んだ!!!


『高木先輩はうるさいです!!!ラーメン伸びちまえ!』


「坂口!!!テメー!!!ラーメンに罪はないぞ!!!」


ったく!!!このくそガキ!!!

「まーまー、ここちゃん可愛いから。いいじゃん」


正樹…目を覚ましてくれよ〜…



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