彼・彼女の言い分
第6章 キスの理由
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さて、早めに塾の授業が終わった…
疲れた…期末…何とか乗り切った…
大和さんの件も…あったし…
今回は…キツイ期間だったな…
今日は早く変えって…寝たい…
「あ〜いいところに!」
塾講師室から天野先生が顔を出して、手招きしていた…
捕まった〜!!!早く帰りたかった〜!!!
「天野先生…なんですか?」
つれなく返事をしてみたが…
この先生は…気がつかないだろ〜な…
水上なら…解るのに…
面倒臭いな…
「高木クン…この資料…冊子にするの…手伝って?」
げげ!!!面倒臭せー
自分でやれよ!!!
俺は…疲れてるんだよ!!!!!!!!!
「はぁ…いいですよ。」
俺の、いい子ちゃん!!!
帰りてーよ(´Д`)
「ありがと〜!助かる〜」
俺は、講師室に入り天野先生からホチキスを渡され…
資料作りに取り掛かった。
資料を作りながら雑談をした…
ほとんど質問形式で…
何じゃこりゃ?取り調べみたいだな…
「で〜高木クンは…好きな子いるの?」
ドキッ…
「あ……わからないんです…」
あ…今…本音が出た…
「そっか…要るってことでしょ?それは…好き…って所に行くまで時間はかからないよ。」
ホチキスの手が…止まった…
好き…?なのか?
まさか〜〜〜〜〜〜!!!
ないない!!!
。。。。。。多分