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Dear you... ~talk to myself~

第12章 あなたへ…

あなたへ…


こんにちは。

私が転校してもう半年。

時々メールするから久しぶりな気がしないです 笑


言わなかった……言えなかったけど、私、あなたのことが好きだったんだよ。
でも、去年の夏休み、あなたには彼女ができたんだよね。
すごく、すごく、すごく、落ち込んだんだよ。
後悔もした。
「何で早く言わなかったんだろう…」って。
確信があったんだよ。
「きっと、大丈夫。」って。
でも、違ったんだね。

今は、もう、大丈夫だよ。
スッキリしたんだよ。
本当に「運命」とかが存在するんだったら、私たち、まためぐり合える気がするの。
私の妹と、あなたの誕生日は同じ日でしょ?
このことがわかった日、運命を感じたの。
あなたも言ってたでしょ?
「運命みたいだね!!」って。
私、「運命」とかは基本、信じてないけど、今回は信じてみようかな…って最近思ってみたの。
だから、もう大丈夫。
未練なんて全くないよ。って言ったら少しウソになるのかもしれないけど。
でも、大丈夫。本当に。

だからね、彼女さんと幸せになってね。
「恋人」になれなくていいから、またどこかで会えるといいな…

私もそろそろ前に進むよ。
新しい恋はまだ見つかりそうにないけど…
少し気になる人はいるの。
恋愛対象で気になってる感じではないけどね 笑
「見守ってる」感じかな?
新しい恋は、そのうちね。
今は勉強頑張らないと。

あなたも頑張ってね。
無理はしちゃダメだよ?



          羽音より。









「あなた」が読むわけないけど、ここに書いてみました。
いつか、直接伝えられるといいな…

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