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Dear you... ~talk to myself~

第33章 それでも、好きです。


好きだよ。

すごく、すごく、好きだよ。

過去形になんて、まだできない。


私の告白へのあなたの返事。

「そう思っててもらえたなんてすごく嬉しいよ。でも、俺、好きな人がいるんです…」

ねぇ、バカなの?

「嬉しい」とか言わないでよ…



ねぇ、なんでそんなに優しいの?

ばか。




私が、あなたを好きなのと同じように、

あなたにも、好きな人がいるんだね。


届かなかった私の想い。

どこにも彷徨ってないよ。

消えたりしてないよ。

ちゃんと、私の中にあるの。

追い出したくても、出て行ってくれないの。

私、どうすればいい?

まだ、あなたのことが好きでもいい?


あなたの恋は、、、

成就するといいな…


あなたは私を成長させてくれた人なんだよ。

ありがとう。

本当にありがとう。


本当に大好きでした。

これからもきっと、大好きです。

いつか、時が流れても、

私の恋人じゃなくても、

きっと、あなたは私にとって「大切な人」であり続けると思う。

ここまで好きになったのは初めてだから。

後悔していない恋は初めてだから。

こんなに泣いた恋は初めてだから。

こんなに強く、「好きになって本当によかった」って思えたのも初めて。


本当に、本当にありがとう。

まだしばらくは好きでいさせてください。



あなたの恋が実りますように。。。

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