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帰り道




この道ヤンキーいっぱい
いるんだよね…



１人で通るのやだな………




「ねーねーそこのお嬢さん♪かわいいね！」
「俺たちと遊ばない？」





いかにもヤンキー な２人組が声をかけてきた




うわ 絡まれた！！






「いえ、私帰ってる途中なんで…」






「まぁ、そんなこと言わずにさぁ、」
「楽しいことしようよ」





ぐい！
１人が私の腕をつかんだ。





「いや！離してえ」



抵抗してもやっぱり
男の力に適うはずがなく
無理やり引っ張られる。





いや！痛い！
誰か…誰か助けて！


泣きながら
そう思っていると







バシっっっ！！








鈍い音とともに
つかまれた手が離れた。