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委員長「かちこみじゃあああ!」

第3章 3

男「い、いや違ぇんだよ!俺は委員長さんを睨んでたわけじゃなくて、金髪を睨んでたらそのまま目が合っちまって、それで固まって…」

女「委員長ちゃんはそうは思わないよぉ、多分」

男「何ィ?!まずいっ…!」

女「あらあら。ただでさえ悪い印象が、これでもう地の底まで落ちちゃったかもねぇ…」

男「…何だと?ただでさえ悪いってどういうことだよ?」

女「言ったでしょ?委員長ちゃんは立場上、クラスの風紀を乱す人は自分が正すべきって思うはずなの。金髪くんの髪のこともそうだけど」

男「…ああ」

女「もう一度聞くけど、君はクラスの皆にどう思われてるんだっけ?」

男「不良。…はっ?!」

女「ようやく気づいたぁ?」

男「まさか…!」

女「そ。委員長ちゃんにとって、男くんは立場上…」

「敵♪」

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