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好きなの!

第1章 1

「えっ?なに?冗談はやめてよ」
わたしは顔をひきつらせながら聞いた。
すると…

「ごめん…ほんと。別れて欲しい」
わたしは、優樹の顔が見れなかった。見たら泣いてしまいそうで…めんどくさい女になりたくなかった私は

「うん。わかった。今までありがとう!じゃあね。」
そう言ってわたしは歩きだした。
お幸せになんて言えなかった。
そして学校が見えなくなったから、わたしは…

「……っ…ふぇ……っうっ…ふゎ……っ…ゆ…うっ…きっ…。」
声を殺しながら泣いた…


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