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HELL GENIUS

第1章  運命の日

俺の名は 冴鷹 潤!森並中学校。一年A組。なんか 最近魔法を使える奴がいるとか何とかでクラスはいや、学校中はその話ばっかしている。ちなみに俺は魔法なんてちっとも信じねぇー!だってありえないしな!おっと やべぇ!もうこんな時間だ!学校遅刻しちまう!
早くしねぇーと!ガチャ
母『ちょっと!行ってきますは?』
潤『へいへい。行ってきま~す。』
母『行ってらっしゃいー!』
ハァ。いつも こんなんだ。正直めんどい。

前を歩いている女子1『えー。ほんとぉ?』
前を歩いている女子2『ホントホント!ホントに昨日 宇宙人みたんだよ!』
………バカだな。いるわけねぇーだろ。
俺はもちろん宇宙人も信じない。
いないと思っていたからだ。
だかそれは一瞬で覆された。

どこからか声が聞こえた。
周りの奴の声『おい!上を見ろ!なんか光ってるぞ!?
『ホントだ!何あれ!?』
何言ってんだよ、そう思いながら上を見た。
潤『!?』
確かに明るく光っている。
その光はどんどん近づいてきている。
潤『な、なんだよ。あれ……!』
何かが降りてきた。
『宇宙人だぁぁぁぁ!!!!』
誰かがそう叫んだ。その声と同時に周りの奴らが逃げ出した。俺は腰が抜けて逃げれない。
宇宙人『この星 潰す』
宇宙人はそういい放つと手をおもっきり振り上げる。 
潤『あぁ。死んだ。』
ギュッと目を瞑り覚悟したその時!
ドンッ!!うるさい音がした。
潤『?俺は死んでねぇのか?』
恐る恐る目を開けてみた。
潤『!?宇宙人が、し、死んでる!?』
そこには 黒いフードを被った20ちょい過ぎぐらいの男と、死んで横たわっている宇宙人が、いた。
謎の男。『大丈夫か?♪』
潤『…………』
何も言葉がでない。
謎の男『ん。元気そうだな♪』
俺は怖くなった。俺は立ち上がり走り出した。宇宙人を一瞬で殺したことにも、怖さを感じた。でも俺が逃げたのはそんなんじゃない。あの男にものすごい殺気があるように感じたからだ。………それが。俺の運命の日だ。

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