テキストサイズ

はれのちくもり

第3章 2歩目  わたしにとって

『はーい、入るよ~!』

バコーン。

「はぁー」

窓から放課後のグラウンドを眺めるわたし。 
吹奏楽部のわたしはこうして中から外を眺めるのが日課となっている

外は太陽が照り、生徒たちはキラキラ輝いている

そんなときふと視線を移すと、

「あ、」

龍騎のいるサッカー部が映った

一生懸命に走って指示をしている

「あ、ゴール…」

龍騎の周りには人が集まり、ハイタッチしている

ストーリーメニュー

TOPTOPへ