無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

お姫様だっこをされ、他の生徒にジロジロ見られたまま私達は部室に着いた

ドｻｯ

『いてっ』

いきなり手を離しやがった(怒)

腰をさすりながら立ち上がると、目の前には複数のユニフォームを来た男達が私を物珍しそうな目で見てた

「新しいマネージャー連れてきたぜ。ほら挨拶」

『あ、河野詩です。
………ってだからマネージャーなるって言ってないから』

唐橋の言葉に、みんな「おー、この子か」とか「よろしく」とか口々に言った

だからマネージャーじゃないからね(笑)


「きゃーー！！！」

ぎゅうっ

『！！？』

悲鳴のような声がして、何事かと思ったら急に誰かに抱きつかれた

『あ、あの……』
横にあった頭の感覚がなくなって、少し抱きつく力が弱まった
前に視線を向けると、満面の笑みを浮かべた女の子がいた
……なんじゃこの美女は
花南も十分可愛いけど、この人はなんか大人の女って感じｗ

「あなたが新しいマネージャー？よろしくね！あたしは３年の雛川梓！あずって呼んでね♪」
そういいながら私の手をブンブンふった
この人がもう一人のマネージャーらしい
大人の女って感じだったけど、内面めっちゃハイテンション