テキストサイズ

私のカレと俺のカノジョ

第4章 事後の出会い

「おい、勝俣!」
先生に呼ばれてギョッとなる。
数学の時間だった。

「最近、大丈夫か?目が虚ろというか、心ここに在らずって感じだぞ?」

HR担任が数学の担当だから、心配されてしまった。

「ははは…大丈夫ですよ」

そう言って切り抜けたけど、正直かなり際どかった。

またクリトリスをまさぐっていた。

時計は15:20。
あと15分の辛抱と自分に言い聞かせて、板書を取り直す。

今日もやるつもりだった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ