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前(未来)を向いて

第9章 不登校

自転車で通う事を伝えると、一瞬驚かれた様な気がしました。

「一週間後には一度お母さんも顔を出して下さい。」

目付き、口調、表情から
息子の一大事に放って置くのか?
仕事優先なのか?
そう言われた様に感じてしまいました。

施設を出ると、息子は

「くっそー!」

と壁を殴っていました。

次の日、学校の夢を見たらしく、支援センターに行けませんでした。

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