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ドリームSEXカフェ

第5章 女王の資格



ガヤガヤ…



時計は…お昼休みを示す…



周りの社員も派遣の子も…財布を引き出しから出し…お昼に向かう…



「高橋さんはお昼ど〜しますか?」


派遣の子が私に声をかけてくれた…



『あ…私は…お弁当…いってらっしゃい』




ハーイ、と事務所を出ていく。




はぁ…

若い…な…




私はここでは長い…

しかし、正社員ではない…

派遣社員…もう…7年…



毎年…更新する度に…
派遣会社から同じく派遣される子は違う子…


短期間で正社員と寿退社…となる…




私は…一度も…寿退社を経験していない…


…今年も…別の子と…同じ職場に更新をお願いした…

会社でも…正社員の女性社員より仕事が出来る…






私…今年…30歳だ……








会社的に…使い難い…歳になってきた…




お弁当を取り出し…
デスクで広げる………




事務所には…私…しか…見当たらない…





派遣の子と…正社員の…
ランチ合コン…?に…私が入るのもね…





「あれ?高橋さん…お弁当ですか…」



事務所に課長が入ってきて私のお弁当をジロジロと見る…



『…はい…節約…です』


「…そう…悪いね…内の会社…給料安くて」


『いいえ!!!私は派遣なのでこちらの会社とはお給料の支払い先が違いますから!!!』


厭味を言われたと思い…
すごい勢いで訂正した。


「フフフ…高橋さんは…真面目だね…」



課長は微笑みながら…事務所をでていった…





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