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変愛(へんあい)?!

第6章 第二部:重要事項

そんな仔犬のような目をしたって…可愛くねぇよ?!



「ねぇタイちゃん…わかってる?」


「な、何を。」


「俺より…タイちゃんが優位に立ってるの。」



イヤイヤ。
どう考えたって亮ちゃんが優位でしょ!!

俺をじっと見る亮ちゃんは、少し間を取ってから話し出す。



「タイちゃんがしたくないって言ったら…俺、どんなにタイちゃんに触れたくても、触れないんだよ。
タイちゃんに嫌われるの怖くて…今日だって…すっごい勇気がいったんだよ。
分かる?俺がどんだけタイちゃんを思って、大切にしてるか。」

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