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変愛(へんあい)?!

第7章 第二部:約束事

『誓約書』を書き終えた俺達は、兄貴のいる変態部屋に入った。



「兄貴!!ユキ姉ちゃん、今俺の部屋に連れて来た。」



そう言った瞬間、俺は空中を舞った。
ベッドに投げ飛ばされたのだ。


あっけに取られた俺だけど、亮ちゃんがドアの前にいて、兄貴を止めた。



「条件があるって!!」


「あ"?!」


「ん…コレ。」



ちょっと皺くちゃになった紙を差し出すと、兄貴は奪うように俺からとって目で文字を追っていた。

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