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変愛(へんあい)?!

第8章 第二部:策士

「まだ、タイちゃんには頑張ってもわらないと。せめて指3本…。」



そう言う亮ちゃんの口を手で押さえて押し離した。



2本でこんなに痛いのに、3本…
3本?!


むり!!
死ぬ!!
殺される!!


その勢いで亮ちゃんを引き剥がし、俺は起き上がって、ベッドから降りようとした。



「何?!タイちゃん!!どうしたの?!」


「…帰る。」


「は?!なんで?!ちょっと待ってよ!!」

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