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変愛(へんあい)?!

第8章 第二部:策士

「タイちゃん…好きだよ。」


「俺も。」



目を瞑ってキスをすると、騒がしい音に2人の動きが止まった。


『ガチャン、ドタドタドタ』



「泰次、亮治!!」



近づく足音と声の主は…



「兄貴(安兄)?!」



バンっとドアを開けられて…デジャヴュー?!

俺は亮ちゃんにしがみついて、ドアの先に立つ兄貴を見て、亮ちゃんは俺に跨がって後ろを振り返って見た。

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