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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第12章 ほんとのきもち

赤、青、黄色、緑

私のきもちとは裏腹に
色とりどりの火花が舞う。

シメの線香花火が落ちたとき、不覚にも、涙がこぼれた。



雅「花火…花火買いに行こう!」

まーくんが気を遣ってくれた。

海波と空が、私が落ち着くまで慰めてくれた。

そういうみんなの優しさが嬉しくて、余計涙が止まらなかった。

翔くんは、どんなきもちだったんだろ…?

聞きたかったけど
聞けなかった。

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