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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第14章 揺らぐ想い〜海波side〜

私は

気付きたくなかったことに

気付いてしまった。



私のすきな潤くんは

私を見ていない。

潤くんが見ているのは



親友の璃夏だった。



気付いてしまった自分がいやだ。
応援できない自分がいやだ。

海に来れば心が晴れると思ったけど、
かえって涙が溢れた。

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